手間ひまを惜しまない。だからおいしい。

奥玉の味噌づくりは、原料づくりから始まります。
大豆と米はすべて奥玉産。昔ながらの製法で、添加物を一切使用せず、自然の力と人の手だけでじっくりと時間をかけて育てる。それが「奥玉のお母ちゃんが作った味噌」のおいしさの秘密です。
ここでは、味噌ができるまでの工程をご紹介します。
味噌ができるまでの工程
STEP 1
大豆の種まきと収穫
春、奥玉の畑に大豆の種をまきます。土と空気と水、そして人の手が、ゆっくりと命を育てていきます。
秋になると、ふっくらと実った大豆をひとつひとつ丁寧に収穫します。
STEP 2
麹をつくる
味噌の風味を左右する、麹づくり。お米に麹菌をまぶし、適切な温度と湿度を保ちながらじっくり発酵させます。手間と技が必要なこの工程は、味噌の土台となる大切な工程です。

STEP 3
大豆を茹でて練る
収穫した大豆をやわらかくなるまで茹で上げ、丹念に練り上げます。このひと手間が、味噌の口当たりや香りの良さにつながります。

STEP 4
麹と大豆を合わせて仕込み
麹と塩、そして練った大豆を均等に混ぜ合わせます。その後、仕込み樽に詰めて密封。ここから寝かせる工程に入ります。

STEP 5
半年間の熟成
発酵が始まり、酵素たちが味噌の風味を引き出していきます。天然熟成のため、季節の気温や湿度も大切な要素です。
奥玉の自然が、味噌をやさしく包み込みます。
STEP 6
切り返し
半年ほど熟成させた味噌を一度かき混ぜ、切り返しを行います。酸素を入れることで発酵を活性化させ、味に深みとまろやかさが加わります。

STEP 7
さらに2ヶ月の熟成
切り返し後、再び寝かせます。
この2ヶ月で味噌が完成に近づき、独特の香りと旨みが生まれます。
STEP 8
味噌の完成
仕込みからおよそ1年半。
ようやく、奥玉のお母ちゃんの味噌が完成します。
自然の力と人の手が織りなす、深い味わいをどうぞお楽しみください。
